昨日の決算特別委員会では経済観光局関係分の質疑が行われ、私からは医療関連の産業集積について質問致しました。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大で、札幌の強みである食や観光に関連する産業が大打撃を受けたことで、札幌の基幹産業を重層化していくという事の重要性、必要性というものが突き付けられました。
今後、世界的な未知の感染症の拡大は５年に一度のペースで発生するという専門家の見立てもあります。今後はインフラのみならず、経済の強靭化も真剣に考えなくてなりません。
その意味で、今札幌で最も成長が期待できる産業分野として挙げられるのが医療関連産業です。
私は、このテーマを追い続けて、札幌市としても、様々な施策を展開していますが、なかでも産業の集積につながるものとして、多くの研究開発型ベンチャーの創出が期待されています。
しかし、そのためには、バイオベンチャーの起業やその育成を後押しする必要となりますが、特に資金調達の道筋をつける事が重要となります。
その解決策として、札幌と首都圏を中心としたベンチャーキャピタルとのマッチングを進めるための交流会等を開催していく考えです。