札幌公明

活動報告Assembry report

令和2年第6回臨時市議会が招集されました

令和2年第6回臨時市議会が招集されました

本日、令和2年第6回臨時市議会が招集され、新型コロナウイルス感染症に関して①接待を伴う飲食店に対する営業時間短縮の要請について、②宿泊施設応援金給付事業について、③ワクチン接種に向けた体制の整備の議案に対し、市長説明がありました。本会議終了後、委員会に付託された議案審査が行われましたが、私は経済観光委員として②について質問させていただきました。委員会終了後には札幌国際プラザで行われている「新型コロナウイルスの影響に伴う外国人支援」の視察をさせていただきました。200人の外国人の方が予約しており、支援品を喜んで頂いておりました。委員会での質疑内容は以下の通りです。
 北海道の警戒レベルの引き上げや国のGOTOトラベル事業の一時停止などにより、市内宿泊施設の稼働率は更に低下しており、宿泊業界の経営状況の悪化は長期化しております。今後、GoToトラベル事業の再開や冬割事業の実施に向け、宿泊施設に対し感染防止に係る費用を支援することは札幌観光の基盤を担う宿泊業の安全安心となり、他の観光関連産業にも好影響を与えます。その効果を最大限に発揮するためには、事業者の声を十分に聴いたうえで、ニーズに合った支援を行っていくことが重要です。我が会派がかねてから訴えている、「地場の観光産業を守るために観光消費を出来るだけ札幌市内で滞留、循環させる域内交流」はとても重要であり、今後実施される冬割については期を逸することの無いよう感染拡大が落ち着いた後、状況に合わせた上で実施していただきたいと要望しました。また、今朝、会派に狸小路商店街の飲食業の方から「今回の時短要請の解除に困惑している、クリスマス後に解除されても困る。国のGOTO解除と連動させて欲しかった。もっと様々な意見を聞いてほしかった」と悲痛な訴えを頂きました。もちろん「解除されてよかった」というお声もいただいておりますが。様々なご意見がある中、是非とも観光関連産業の方々が希望を持てるように冬割の実施策を重ねて検討いただくよう要望させていただきました。また先の第3回臨時市議会では、「感染症対策を講じながら事業を継続する事業者への支援金の支給」として、宿泊業のほか、タクシー、バス事業者にも支援しましたが、この度は宿泊施設だけに限られております。次の支援策は、困窮している観光に携わる業種の方々の声をよく聞き、適時適切な支援を講じていただき、世界に誇る素晴らしい観光地である札幌市にしていただくよう要望しました。