活動報告Assembry report

予算特別委員会・保健福祉局関係にて質問
開会中の予算特別委員会・保健福祉局関係にて、以下の項目について質問に立ちました。
①認知症疾患医療センターの展開について
②救急医療DX(デジタル化)について
③初回産科受診料の助成支援について
①これまで公明党として認知症の方も支える方も安心して暮らせる社会を目指した、「共生社会を実現するための認知症基本法」の策定を一貫して推進して参りましたが、いよいよ本年1月1日より施行となりました。
今後65歳以上の5人に1人が認知症にかかると言われる中で、会派として様々な観点から認知症に関する質疑を重ね、このたび本市において、「認知症疾患医療センター」の第一号の指定が3月1日に札幌医科大学付属病院にされ、今後の展開について質問しました。
当センターは新薬(レカネマブ)の投薬など、高度な治療を行う事と合わせて、地域における認知症の理解推進や正しい情報の発信などの役割を担うことが求められてますが、1カ所では到底足りない事から、出来るだけ早く複数の指定を行い、市民に寄り添った対応が出来る体制となるよう要望しました。
②高齢化が進む中で救急搬送の需要が拡大するなど、救急医療に関わる課題を改善するため、公明党として、これまでDX化(デジタル化)による業務改善・効率化を訴えて参りました。
そうした中、今年2月には「救急医療見える化システム」の運用が開始され、救急搬送の所要時間が短縮する事が期待されてます。さらには、救急医療機関から後方支援医療機関への転院調整も課題であることから、「転院調整システム」が導入される事となり、救急医療DXが進み、更に効率が上がることが期待されます。今後の導入にあたっては現場での声を聞きより良いものにしていく事を要望させて頂きました。
③妊娠SOS相談事業の開始と併せて、様々な困難を抱える妊婦の方を対象とした「初回産科受診料を助成する事業」令和6年度から実施することとなりました。予期せぬ妊娠で悩む方は孤立する場合が多いことから、今回の事業がそうした方々の支援にもつながる事を期待するとともに、さらに充実した事業となるよう求めさせて頂きました。
来週も予算委員会は続きますが、全力で取り組みを進めて参ります。