札幌公明

活動報告Assembry report

バス路線廃止が決まった地域の皆さんと懇談会開催

バス路線廃止が決まった地域の皆さんと懇談会開催

 14日の夕刻、12月のダイヤ改正でバス路線廃線が決定した白石東地区の沿線住民の皆さんとの懇談会を行いました。会場には20名ほどの住民の皆さんにお集まり頂き、様々なご意見やご要望等をお聴きしました。
 今後の暮らしにおける不安や、今回の廃線決定に至るまでの市やバス事業者の対応へのご不満、今後の対策に関するご要望などを伺いました。
 特に今回の廃線決定があまりに突然だった事や、運転手不足はこれまでの経緯から分かっていたはずで何故市もバス会社も代替交通などの準備をしてこなかったのか。
 また、市の路線廃止基準が高齢化が進んだ現代の住民の状況と合っていない。足腰が悪くなり雪道を遠いバス停まで歩けない、といった意見が出ました。
 皆さんのお怒りや、不安はごもっともで、「運転手不足だから仕方がない。市の基準内での廃線なので対策は何もしません」というだけでは納得されるわけもなく、なんらかの対応が必要です。
 10日に行った秋元市長への緊急要望では、第一の要望として「バス路線の休廃止や減便による暮らしへの影響を調査し、交通弱者を生まぬよう地域に寄り添った適切な対応を行うこと」と訴えました。
 運転手不足も深刻なレベルにあり今後益々状況は悪化するでしょう。公共交通体系の抜本的なリニューアルを急がねばなりません。そして今最も重要なのはそれまでの「繋ぎの対応」です。