札幌公明

活動報告Assembry report

バス減廃便から市民生活を守る対策を!~市長に要望

バス減廃便から市民生活を守る対策を!~市長に要望

 11月10日、秋元市長に対し、市内路線バスの減廃便に対応した対策を早急に講じるよう緊急要望書を提出しました。
 市内路線バスの運転手数は以前から減少傾向にありましたが、昨年から急激な減少に転じ、バス路線を支える乗務員体制が一気に悪化しました。
 先般、バス会社各社は運転手の大量離職や2024年問題も踏まえ、これまでの路線維持は困難として、今年12月の冬ダイヤから大幅な減廃便を行うと発表。経営の存続すら危ぶまれると状況と説明しました。
 昨日の要望では、一連の動向を踏まえ、市民生活への影響を最小限にするとともに、今後のさらなる状況悪化を見越して、新たな公共交通体系の設計・検討を早急に進めるよう求めました。
 札幌市としては、札幌市公共交通協議会を設置し既に今後の公共交通のあり方を検討しており、先日も会議が行われ私も傍聴したところですが、バス業界のみならずあらゆる業界での人材不足が急速に進んでおり、従来の手法では対応は難しく大胆な展開が求められます。
 コロナ5類以降、2024年問題、少子高齢化、人材不足などの深刻さが日に日にあらゆる場面で鮮明になってきました。社会の仕組みのリニューアルを急がねばなりません。