札幌公明

活動報告Assembry report

市営住宅の給水設備の「直圧方式」への更新作業再開!

市営住宅の給水設備の「直圧方式」への更新作業再開!

 24日の決算特別委員会では、コロナ禍で実施計画が滞っていた市営団地の給水設備の「直結直圧方式」への更新状況について確認し、今年度感染対策をしたうえで工事を再開したとの報告がなされました。
 令和4年度は、白石区の白石中央団地の2棟、清田区の清田団地の5棟、東区の北栄団地の8棟の、合計3団地15棟について工事を実施。来年度以降も順次進めていきます。
 北海道胆振東部地震では、白石区の東川下団地で4基ある貯水槽のうち3基に大きな亀裂が入いり給水ができなくなり、ブラックアウトも追い打ち。手作業で給水作業を行いました。
 貯水槽には一基約60トンの水を湛えており、その水圧は莫大で抜本的な対策が必要でした。住民の疲労も限界に達し対応が急がれました。
 私は発災直後に、団地自治会より対策の要請を頂き、会派の同僚議員とともに現場を確認。さっそく議会で対応について取り上げ、東川下団地のN団地、S団地両団地の給水設備を直接水道菅から各戸へ送水する直結直圧方式に変更する事となりました。
 直結直圧方式は、停電時にも断水することがないメリットがあります。さらにそれまで東川下団地では、年間240万円かかっていた給水ポンプの電気代も必要なくなるなど、団地の自治会運営、居住者の負担軽減にも効果があります。
 北海道胆振東部地震以降、市営団地の給水設備を災害に強い直圧方式に速やかに更新するよう繰り返し主張。市もその方向で動いていましたがコロナ禍でストップ。今年度やっと再開した格好です。
 電気代も高騰しており、直圧化に対する団地自治会の期待の声も寄せられています。

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