札幌公明

活動報告Assembry report

令和3年第3回臨時市議会が招集されました

令和3年第3回臨時市議会が招集されました

本日、令和3年第3回臨時市議会が招集され、市長から一般会計補正予算について議案説明がありました。新型コロナウイルスの変異株の感染が拡大しており、北海道より4月27日から5月11日まで市内全域の飲食店等について営業時間の短縮等が要請されました。この状況を受け、①事業者に対しての支援金支給、②医療機関の輪番体制を構築するための補助制度、③宿泊事業者の感染症対策の支援について審議、可決されました。
臨時議会終了後、総合交通政策調査特別委員会が招集され、北海道新幹線について理事者から対策土受け入れ候補地についての説明と質疑、陳情の審査が行われました。質疑では「住民への説明方法」「粉じん対策」「風評被害」「不測の事態の対応」「ごみ処理予定地から対策土受け入れ地への転用」を質問。答弁は地域住民への丁寧な説明の継続、粉じん対策は散水・モニタリング、風評被害があった場合は適切に対応、不測の事態を想定した対応方法の検討、ごみ焼却灰のリサイクルなどで埋め立て地の延命化をしていくとのこと。討論では我が会派が、これまでの委員会で指摘、確認したことに対し、札幌市と機構は対策を講じ慎重な対応をしてきたこと、リスクの低減、地域住民からはおおむね理解が得られていることから陳情は不採択としました。
新幹線延伸は北海道、札幌市の更なる発展のために、何としても成し遂げたい事業であり、地域経済への起爆剤との期待があります。しかしながら地域住民の皆さんの安心なくして事業の成功はあり得ません。札幌市には小さな声にも耳を傾け、丁寧に向き合い、熟慮を重ねていただくことを要望しました。今後の施工についても、しっかりと取り組んでまいります。