札幌公明

活動報告Assembry report

新幹線残土の手稲山口受入地へ視察

新幹線残土の手稲山口受入地へ視察

本日、新幹線残土の手稲山口受入地へ視察に行ってまいりました。12月13日から要対策土が搬入されており、議会で議論した対策工が現場で安全に施工されているか、管理されているか確認しました。議論となった「粉じん対策」については粉じん測定機の設置、3m高のフェンス、ダンプのタイヤ洗浄状況の確認、またダンプ荷台を覆っているシートについては岩ずりを降ろす直前に取り外す専用足場が配置されておりました。タイヤ洗浄は湿式でタイヤ横面はシャワーで洗浄、屋根付きの洗浄場は大変珍しく、環境にかなり配慮されていると感じました。トラック台数は当面は最大70台/日。トラックの導線は交差しないよう安全に配慮し、誘導員を配置して歩行者・一般車両優先を徹底しておりました。地盤改良(サンドコンパックション)は冬季のため、すでに終わっており、4月から再開予定。2重遮水シートの施工方法についてはシートとシートをつなぐ溶着について特に確認しました。現在搬入されている要対策土は岩塊のようにごつごつしたものでなく、表土のような柔らかいシルト系の土中にれきが混じっているものでした。濁水処理設備は要対策土が堆積している箇所のからの水(主に雨水由来)とタイヤ洗浄水中の重金属を環境基準以下になるよう処理しています。これから搬入量も多くなりますが、無事故で施工できるよう万全を期していただくようお願いいたします。