札幌公明

活動報告Assembry report

代表質問を行いました ~第3回定例市議会

代表質問を行いました ~第3回定例市議会

本日の本会議にて、公明党議員会を代表して代表質問を行いました。
本日の質疑で示された主な取組等について、ポイントを簡潔に以下記します。
〇感染症に強い札幌構築について
医療機関や企業とあらかじめ連携体制を整え有事の際には医療等の支援を確実に行える体制を整える。ICTを使い、ワクチン接種等の手続きの迅速化を図るとともに、平時を含めて「非接触型」社会経済活動を可能にするなどリスクを最小限にする取組を推進。
〇MaaSの推進について
デマンドバス導入やインターネットを活用した予約体制の構築についてバス事業者と連携し検討する。
〇脱炭素型ライフスタイルへの転換を促す取組
若い世代へのウェブ上のバナー広告を活用した情報発信など、市民への働きかけを行う。市民の環境配慮行動に対してショッピングで使用できるポイントを付与するなど、市民の自発的行動を後押しする取組を官民連携のもと検討する。
〇水害対策について
「内水氾濫」と「洪水」の情報を一つのハザードマップで確認できる「札幌市浸水ハザードマップ」を策定する。今年度末に公表し地域防災力の向上に努めたい。
〇DX(デジタル・トランスフォーメーション)による施策の高度化について
組織体制と推進体制の構築として、外部人材を活用し、専門知識と推進力を備えたプロジェクト推進体制と、この体制を機動的に動かす庁内組織を構築する。
〇DXを活用した組織の活性化について
部局や階層など組織の壁を越えてコミュニケーションを図るために、デジタルコミュニケーションツールを導入するなど組織の活性化に取り組む。
〇AI(人口知能)を活用した先駆的な取組について
①防災・減災対策として、避難所までの被災状況の把握や安全なルートへの誘導などへのAI導入の検討を進める。
②ヒグマ出没が急増していることをうけ、対策として、自動撮影カメラを増設し、AIによる顔認証システムを応用したヒグマの個体識別や市民への迅速な情報提供など、人間が対応できない部分を補う活用を進める。
③コロナ禍により、出会いの場が減少し札幌市の婚姻届出数が1万を割りんでしまった。将来の札幌市を考えると大きな課題と認識。出会いや結婚など若者の理想のライフプラン実現へAIを活用した婚活支援などを検討。
〇「稼ぐチカラ」を磨く取組について
行政が保有する資産を有効に活用するため、全庁横断的に資産の現状や活用事例の総点検を行い、民間企業からの提案を公募するなどの環境づくりを検討する。
〇公立夜間中学設置の波及効果について
公立夜間中学の「学び」は生徒、教師ともに学びあうことを通して、お互いを認め、高めあうことを実感するものであり、他の学校においても生かされるべきもの。夜間中学での取組の成果を研修等を通して全ての市立学校に広げていく。また広く市民にも発信していく。