札幌公明

活動報告Assembry report

第8回コロナ対策緊急要望書を秋元札幌市長へ提出

第8回コロナ対策緊急要望書を秋元札幌市長へ提出

 本日午前、公明党議員会として第8回となるコロナ対策緊急要望書を秋元札幌市長へ提出致しました。コロナ収束に向けての切り札となるワクチン接種に関する内容を中心に全11項目に渡って要望しました。
 秋元市長は、7月末までの高齢者接種の確実な完了など、いずれも重要な事柄と深い理解と決意を示したうえで、これまではかかりつけ医の個別接種が中心だったが、「つどーむ」など新たな大規模集団接種会場の設置による接種体制の拡充を進め、一般接種も視野に入れたワクチン接種の加速化を図り、感染者数を減らすことが重要と考えている。
 今後は、ワクチン接種会場への移動が困難な方を対象とした在宅での移動接種といった循環型接種についても検討したい。また、基礎疾患に対する情報発信も強化したいなどと述べました。

本日、要望の内容は以下の通りです。

1、ワクチン接種を迅速に進めるために、札幌コンベンションセンターに加えて新たな大規模集団接種会場(つどーむの活用等)を設置し、円滑な高齢者接種の推進と一般接種に向けた体制の強化にあたること。
また、すすきの地区内に若者や飲食店職員を対象にした会場の設置を検討すること。
2、企業・学校等における「職域接種」体制を積極的に支援すること。
3、ワクチン接種体制の強化を図るため、夜間や土日休日に対応できる体制を構築すること
4、接種会場までの交通手段については送迎バス等を用意するなどアクセス向上と丁寧な周知に努めること。また、タクシークーポンの発行も検討すること。
5、学級閉鎖等の増加を踏まえ、学校や幼稚園・保育園に勤務する職員、福祉施設の職員(利用者も含む)等、エッセンシャルワーカーへの優先接種を早期に行うこと。また、就学や就労などの諸事情で渡航する方への優先接種を柔軟に対応すること。
6、ワクチン接種と感染者の治療の遅れ等を防ぐため、予約受付コールセンターや入院待機センター職員など、ワクチン接種事業、患者対応にあたる人への優先接種を行うこと。
7、集団接種会場の予約体制の強化を図るため、既存の体制に加えLINE等のSNSを活用 すること。また、予約キャンセルが発生した場合のスムーズな対応体制を整えること。
8、高齢や障がい等により、接種会場への移動が困難な方には、医師等が自宅や施設、各区、地域にある公共施設等を訪問する移動型の接種体制を構築し早期に実施すること。
9、医師や看護師等の確保対策を強化するとともに、薬剤師や歯科医師等の医療人材の協力等を得られるよう努めること。
10、ワクチン接種への不安や懸念に対し、理解と安心に繋がる情報の発信や相談体制の充実をはかること。加えて、基礎疾患のある市民への接種については情報が不足していることから、速やかに情報提供すること。
11、円滑な接種には、市民の理解と協力が欠かせないことから、必要な情報の周知をTV・CM、ラジオや折込みチラシ等を活用し確実に行うこと。