札幌公明

活動報告Assembry report

新型コロナウイルス感染症対策調査特別委員会が開かれました

新型コロナウイルス感染症対策調査特別委員会が開かれました

日々寄せられる市民からの声を踏まえて、ワクチン接種に向けた取組み、自宅療養者に対する医療体制、感染状況の情報発信、以上3項目について質問に立たせて頂きました。
ワクチン接種に向けた取り組みについては、先の代表質問で求めた職員体制構築の状況、実施にあたり配慮すべき点について、質問及び提言をさせて頂きました。
ワクチンを保管するディープフリーザーは市内で100台を超える数が配置予定で、中には1セットが大量のワクチンもあることから、これらを受け入れ、計画的に接種が可能な医療機関にて開始されることになります。
医療現場では、患者対応に全力を挙げる中でのワクチン接種事業となると、場所と人の確保が課題であり、医療施設での個別接種の他に、高齢者施設等へ出向く巡回型や、会場に予約性などを導入した集団接種型なども視野に入れることを提言しました。
札幌市からは、本年1月1日付けでワクチン接種の担当部署を立ち上げ、現在12名の職員体制を構築し、今後は接種会場や従事者の確保等の体制整備、ワクチン管理用のディープフリーザーの配置、予約や相談のためのコールセンターの設置、クーポン券の発行など、多くの業務が想定されており、ワクチンが承認され次第、速やかに接種を開始できるよう、準備を進めていくとの具体的な答弁がありました。
また、外出が困難な高齢者への配慮や100万人を超える一般市民の円滑な接種に対応できるよう、医療機関と連携しながら民間企業の協力を得ながら他の施設も検討する主旨の方針が示されました。
国においては通常国会もスタートし、詳細な情報が今後矢継ぎ早に届くと聞いており、川崎市において、厚労省と合同で1月27日に接種会場の設営・運営に関する訓練を実施し、訓練で得られた知見について、全国の自治体への提供を予定していることを紹介し、医療従事者を始め多くの市民が期待を寄せている接種事業に向けて、大変なご苦労があるかと思いますが、本市の円滑な事業推進を求めました。
公明党では、ワクチン対策本部を立ち上げ、全力をあげています。私も引き続き、生命と健康を守り、医療負荷を軽減し、社会経済活動の安定化に資するワクチン接種事業の推進に向けて、引き続き力を尽くして参ります。
市民の皆さんの大きな関心事である新型コロナウイルス感染症対策の報告のため、長文になってしまいました。
自宅療養者に対する医療体制の充実、感染状況の情報発信についての質疑は、改めて報告させて頂きたいと思います。