本日、経済観光員会を開催し、札幌市が進めている「新MICE施設整備計画」事業について質疑を行いました。
　コロナ禍により、全世界的に会議や展示会などのあり方が大きく変化し、大人数集客型中心のMICE施設計画を見直さざるを得なくなり再検討する事となりました。
　オンラインや、オンラインと集客とを組み合わせたハイブリッド型など、アフターコロナ時代の多様なMICEスタイルの調査研究を今後進める予定です。
　現在の計画では、令和８年度の供用開始を目指し、規模が地上５階、地下２階、床面積32,400㎡規模のMICE施設を整備する計画となっていますが、今後の再検討により、これを２年ほど先延ばしする事になると思います。
　隣接して整備が計画されている(仮称)札幌博物館と連携した施設の利便性や魅力向上なども提案していますが、いずれにもせよ、大きな事業費を要する計画ですので、少子高齢化時代の札幌を支える稼ぎ頭としていかねばなりません。