札幌公明

活動報告Assembry report

経済観光委員会が招集され、質疑が行われました

経済観光委員会が招集され、質疑が行われました

昨日、経済観光委員会が招集され、
1) 「商店街感染症対策支援費追加」
2) 「すすきの地区感染防止対策協力支援金支給」
3) 「さっぽろ給付金付き再就職支援事業費追加」の議案審査、
また「第2次札幌市中央卸売市場経営活性化プロジェクト(案)について」質疑が行われました。私からは「第2次札幌卸売市場経営活性化プロジェクト(以下2次プロジェクト)について」質問させていただきました。
今年度で、開設者(札幌市)の10年計画「経営改革プラン」と市場関係者の計画である「活性化ビジョン」が終了し、来年度から両者を一体化した「2次プロジェクト」がスタートします。特徴は市場の安定した供給体制、活性化、また財務体質の強化・改善等です。
「経営改革プラン」のこれまでの取り組み状況については、プランの達成率は20項目中14項目達成、今後は市場の駐車場等の有効活用を行っていくとのこと。
「第2次プロジェクト」における推進体制についてでは、市場関係者及び開設者(札幌市)等で組織する「経営展望推進委員会」が進捗管理を行っていくなどです。
「第2次プロジェクト」を進めていくにあたって2点要望しました。
1つは、「市場施設や用地の積極的な有効活用」
事務所などの空き室解消のために、誘致を進める必要があります。また、コロナ禍が落ち着いたあとを見据え、「中央卸売市場」というネームバリューと施設を生かし、市民はもとより、観光スポットとしての新たな魅力の創出として、専門的な民間企業やコーディネーター等の協力を得るなど、施設の有効活用を図っていただくことです。
2つ目は、「市場の稼ぐ力の強化」
業界全体の取り組み強化に関しては中央卸売市場の方々お一人お一人が大きな力を発揮させるために共通認識を持ち、重要な課題の1つである、市場取引に参加する入場者の獲得、買出人の育成などに全体で取り組む必要があります。また、四季折々に販促展開される道内産品の安定供給のみならず、そのブランド力を高めることができるのも市場の果たすべき大きな役割であり、そうした自負こそが、本来、市場で働く人々の使命と誇りであり、業界全体の活気や士気につながってきたのであります。メディアやICTを有効に活用し、ネットワーク力を発揮し、集荷と販売の更なる工夫・強化を進めること。また産地からの絶大な信頼と競争力の強い市場を目指す中で、稼ぐための新たな仕組みづくりに挑み、財務体質の強化につなげていただくことを求めました。