札幌公明

活動報告Assembry report

「健康寿命延伸に向けた高齢者施策(案)」について質疑

「健康寿命延伸に向けた高齢者施策(案)」について質疑

本日、厚生委員会があり、「健康寿命延伸に向けた高齢者施策(案)」に関するパブコメの結果について質疑がありました。
市が示したパブリックコメントの結果では、現在、敬老パス制度を利用している方からの現状維持を望む声だけでなく、持続可能な制度として見直しは、やむを得ないと考えている市民が、高齢者から若い世代まで、広くいることが報告されました。
具体的には寄せられた457件の意見のうち、敬老パスの見直しに賛同と廃止すべきという意見を合算した数と、維持すべきという意見数は、ほぼ同数という結果でした。
 これまでパブコメは、計画や制度への反対の声が集まり、たとえ賛成意見の方が多くいたとしても、そうした方々はが意見を述べるということは少ない傾向にありますが、この度のパブコメでは、賛同意見が多く寄せられているという点で、これまでのパブコメとは一線を画す結果と言え、特に、制度を利用していない世代からの意見が多く集まったことは、真摯に受け止める必要があるものと考えます。
 今後、市は一層、幅広い世代から市政への意見をあらゆる機会、あらゆる手法で聴取し、政策に反映させていくことが求められるとともに、声を上げない人たちの意見をいかに汲んでいくかを考えていく必要があります。パブリックコメントの実施結果については、意見数や内容も含めて、オープンで丁寧な情報発信を求めました。