SAPPORO KOMEI 公明党札幌市議会

活動報告

決算特別委員会「地方公会計の取り組みについて」質問

2018年10月10日

10月10日、決算特別委員会で「地方公会計の取り組みについて」質問しました。公会計とは企業で用いられている複式簿記という取引の記録の仕方を言います。公会計の特徴としては自治体が持つ資産(道路、河川等)や負債について状況が把握でき、将来の施設更新計画に役立てる資産マネジメントや負債の増加を抑制する財務マネジメントに活用できます。これまで、わが会派はこのような財政の「見える化」が図れる地方公会計改革に取り組んでまいりました。質問の結果①政令指定都市との比較分析では、札幌市民が負う負債は現時点では少ないものの、公共施設の老朽化は進んでおり、今後、重い市民負担が生じる可能性がある②地方公会計の取組により得られる情報は予算編成等に有益である。一方、整理すべき課題があって、国レベルでも議論がなされている③予算編成に間に合わせるには公会計の迅速化が必要であり、日々仕分けが有効である。財務会計システムの更新時に日々仕分けができるシステムを検討する、との重要な答弁を引き出しました。