札幌公明

活動報告Assembry report

札幌市「医療関連産業集積都市」を目指すフォーラムが開催されました。

札幌市「医療関連産業集積都市」を目指すフォーラムが開催されました。

 今年札幌市は「医療関連産業集積都市」を目指し本格的に動き始めました。昨日はその目標に向けて討議する第2回となるフォーラムが開催されました。
 テーマは「これからの産業とさっぽろの未来~医療関連産業の集積に向けて~」。今回は北海道大学の先進的な取組について討論が行われ活発に意見交換が行われました。

 札幌医科大学が進める再生医療、北海道大学が取り組むゲノム医学など、今札幌では世界的な先進医療の研究が進んでいます。こうした先端的な医療は、産業の観点でも期待が高まっています。
 医療関連産業は、2030年までに、国内市場が37兆円へと倍増し、雇用も3倍増の223万人、さらに海外市場は日本のGDPに匹敵する525兆円になると見込まれています。
 また、再生医療についても、2012年に1,000億円だった世界市場が、2030年は12兆円になると試算されています。
 札幌で行われている素晴らしい先端医療研究を成長させ、大きく産業振興につなげていくためにも、世界を見据えて、「まずは国内から」という発想ではなく、「鉄鋼の町」を脱却して「医療産業集積都市」へと見事に生まれ変わったピッツバーグなどの海外事例も研究し、札幌の特性に合ったグローバル市場で戦える産業集積の姿を見出していく必要があります。