■介護保険サービス
【対   象】
65歳以上で身体上や精神上の障がいなどで、家事などの日常生活に支援が必要な方。40歳以上65歳未満で、脳血管疾患などの老化に伴う病気のため、支援が必要な方。
【申請手続き】
①区役所の保健福祉課に申請(30日以内に認定結果が通知されます)。
②要支援1・2に該当した方は地域包括支援センターの職員、要介護1〜5に該当した方はケアマネージャーによる介護サービス計画を作成し、在宅や施設でのサービスが受けられます。
【費用負担】
原則として1割の自己負担(65歳以上で一定以上の所得がある方は2割、高額負担の場合は払い戻し制度があります)。

訪問によるサービス
■訪問介護(ホームヘルプサービス)
ホームヘルパーが家庭を訪問し、食事・入浴・排せつなどの身体介護や、調理掃除などの生活支援を行います。
■訪問看護
訪問看護ステーションや医療機関の看護師などが家庭を訪問して、主治医と連絡を取りながら、病状を観察したり、床ずれの手当てなどを行います。
■訪問リハビリテーション
理学療法士や作業療法士や言語聴覚士が家庭を訪問して、日常生活の自立を助けるためのリハビリテーションを行います。
■居宅療養管理指導
医師、歯科医師、薬剤師などが家庭を訪問して、医学的な管理や指導を行います。
■訪問入浴介護
入浴設備や簡易浴槽を積んだ移動入浴車などで訪問し、入浴の介助を行います。

通所や短期入所して受けるサービス
■通所介護(デイサービス)
特別養護老人ホームなどに通い、入浴・食事の提供や、日常動作訓練、レクリエーションなどが受けられます。
■通所リハビリテーション(デイケア)
老人保健施設や医療機関で日常生活上の支援や、リハビリテーションなどが受けられます。
■短期入所生活介護(ショートステイ)
短期間、特別養護老人ホームなどに入所しながら、介護や機能訓練が受けられます。
■短期入所療養介護(ショートステイ)
短期間、老人保健施設や介護療養型医療施設などに入所しながら、医学的な管理のもとで、介護や機能訓練などが受けられます。

施設などのサービス
■特定施設入所者生活介護
有料老人ホームやケアハウスなどに入所している方も、必要な介護サービスを介護保険から受けられます。
■認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症の状態にある高齢者が、5〜9人で共同生活をし、家庭的な雰囲気の中で、介護スタッフによる入浴・排せつ・食事などの日常生活の支援や、機能訓練などが受けられます。
※要支援1の方は利用できません。
■居宅サービス計画
介護支援専門員、地域包括支援センター職員が、本人や家族の希望を聞きながら、状態に最も適した介護サービス計画(ケアプラン)をつくります。
サービス利用にあたってのサービス事業者との調整なども行います。
※自己負担はありません。全額を介護保険で負担します。

在宅介護の環境を整えるサービス
■福祉用具の貸与
在宅での介護に必要な、車いすや特殊寝台などの福祉用具を貸与します。
車いす/角度調節ができる特殊寝台/床ずれ予防用具/歩行器/認知症の老人徘徊感知機器など
■福祉用具購入費の給付
入浴や排せつ用などの福祉用具の購入費の一部を給付します。
排せつ処理装置部品/簡易浴槽/腰掛便座/入浴補助用具など
■住宅改修費の給付
廊下や便所、浴室への手すりの取り付け、段差の解消、滑り防止のための床、または通路面の材料変更など、小規模な住宅改修費用の一部を給付します。
改修の際は、事前に介護支援専門員、地域包括支援センター職員にご相談下さい。

〇各区役所 保健福祉課

在宅介護の環境を整えるサービス

○札幌市社会福祉協議会

高齢者運動機能向上事業
要介護・要支援認定を受けていない方向けの介護予防や日常生活自立のための体操を行います。

○地域包括支援センター

  • お住まいの地区により担当するセンターが異なります。
  • 222−4894
  • (札幌市コールセンター)

高齢者インフルエンザ予防接種
65歳以上の方、および60〜64歳までの心臓・じん臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に、障がい等級1級相当の障がいのある方を対象に、市内の委託医療機関・施設において実施。
【料金】
1,400円(市民税非課税世帯、生活保護世帯は無料)

訪問指導
保健師や看護師が訪問し、家庭での療養や介護方法をアドバイスします。

〇各区役所 保健福祉課

福祉除雪
70歳以上の高齢者や、重度身体障がい者の方の世帯などで、一戸建て住宅前の除雪にお困りの世帯に対し、間口や通路部分の除雪を支援します。
【料金】
シーズン負担金10,000円 (市民税非課税世帯5,000円)

○各区 社会福祉協議会 または各区役所 保健福祉課

理・美容サービス
ご家庭に理容師または美容師がお伺いします。
【対象】
65歳以上(介護保険法に規定する「要介護者」又は「要支援者」と認定された方及びそれらと同程度の身体状況と認められる方のうち、60歳以上65歳未満の方を含む。)で、在宅の寝たきりの方。
【利用料】
1回につき2,000円

あんしんコール事業
ボタンを押すだけで専用の受信センターにつながる通報機器をご自宅に設置し、健康等の相談に24時間体制で応対するほか、受信センターからも定期的に電話による声掛け(お元気コール)をします。また、急病などの緊急時は、緊急用のボタンを押すことで、受信センターが救急車の要請等を行います。
【利用対象者】
①「65歳以上ひとり暮らし高齢者」又は「世帯員全員が65歳以上の高齢者世帯に属する高齢者」のどちらかであって、かつ、利用者本人が 次の(ア)又は(イ)のいずれかに該当
(ア)介護保険法における「要支援認定」又は「要介護認定」を受けているもの
(イ)慢性疾患のため日常生活上注意を要すると認められるもの
②85歳以上ひとり暮らし高齢者
③18歳以上でひとり暮らしの方で、次の条件に該当する身体障害者手帳の1級又は2級を持つ方。
(ア)移動能力等に障がいを有するため、緊急時に迅速な避難または連絡手段の確保が困難な者
(イ)内部障がいを有し、日常生活上特に注意を要する者
【料金】
月額900円
(市民税非課税世帯は月額300円、生活保護世帯は無料)

○各区役所 保健福祉課

■高齢者相談窓口
北海道高齢者総合相談・虐待防止センター
中央区北2条西7丁目 かでる2・7内
【一般相談】
月〜金曜日 午前9時〜午後5時
【専門相談】
第3水曜日 午後1時〜4時 (医療)
第1〜3月曜日 午後1時〜4時 (法律)
【虐待相談】
月〜金曜日 午前9時〜午後5時

札幌市社会福祉総合センター
(3階札幌市社会福祉協議会事務所内)
中央区大通西19丁目
「認知症高齢者介護」に関する相談。
【金曜日】 午後1時〜4時

高齢者・障がい者生活あんしん支援センター
中央区大通西19丁目 (札幌市社会福祉総合センター3階)
午前9時〜午後5時 (土・日・祝日は除く)

〇日常生活自立支援事業

  • 高齢や障がいのため、日常の金銭管理などに不安のある方の相談。
  • 633-2941

〇成年後見事業

  • 成年後見制度の利用に関する相談。

  • 632-7355

〇福祉サービス苦情相談

  • 福祉サービスの利用に関する苦情・相談。
  • 632-0550

〇障がい者あんしん相談

  • 障がいのある方の権利擁護に関する相談。
  • 633-1313

〇高齢者虐待相談

  • 高齢者の虐待に関する相談。
  • 614-2002

その他 高齢者サービスに関する相談は

〇各区役所 保健福祉課

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