平成15年第4回定例議会
代表質問 谷沢俊一議員(白石区)
12月3日札幌市議会本会議において、公明党議員会を代表して谷沢俊一議員が代表質問を行いました。以下、質問項目と主な市側の答弁の要旨を紹介します。
[質 問]
1.規制改革実行プランについて
○庁内分権、特に区役所への権限委譲について
○規制改革実行プランの実現に向けたスケジュールと市民の意見の反映について
2.平成16年度の予算編成について
○16年夏に策定される「さっぽろ元気プラン」と新年度予算との整合性について
3.高齢者福祉について
○国の介護保険制度の見直しに対する札幌市の対応について
○高齢者虐待に対する取組について
4.外国からの来客誘致について
○外国からの来客受入のための人材育成について
○外国語案内機能の充実について
5.高校新卒者・若年層の就職支援対策について
6.子どもの安全・安心対策について
○誘拐や性暴力から子ども自身が身を守るための対処方について
○カード破産、ヤミ金融等から多重債務に陥らない為の消費者教育の充実について
○子どもの権利条例の制定に向けた新たな機構の設置について
[答 弁]
庁内分権、特に区役所への権限委譲について
市民に最も身近な区役所が、地域の実情に応じたまちづくりを進めることが大切であり、体制が整ったところからモデル的に実施していきたい。
平成16年度の予算編成について
「さっぽろ元気プラン」の策定前に予算の編成作業を終えなければならないが、市民会議などの意見をできるだけ反映させたい。
高齢者虐待に対する取組について
さまざまな課題を整理し、予防から相談・支援に至るまでの取組を強化したい。
高校新卒者・若年層の就職支援対策について
新たな求人開拓もとより、若年層の就職支援セミナーやフリーターなどを対象とした再就職支援事業など、就職支援を一層強化したい。
誘拐や性暴力から子ども自身が身を守るための対処法について
「暴力被害防止のための実践的プログラム」を作成し、学校で体験的に学習できるようにしたい。
子どもの権利条例の制定に向けた新たな機構の設置について
「子どもの権利条例の制定」にあたり、子どもに関する施策の充実を図るため「こども未来局」等の設置も含め、体制を整えたい。