公明党議員会が札幌市消防局を視察
市議会公明党議員会が札幌市消防局を訪れ、火災などから人命を救助するための救助器具・救助工作車など、災害現場で想定される救助活動の現況を視察した。
公明党議員会が札幌市消防局を視察
 札幌市は、119番通報を発信した位置が即座に分かる「発信地表示システム」に、AEDの所在地を入力し、必要に応じて通報者にAEDの活用を促すことで救命率の向上を図っている。市消防局によると、AEDの所在地が即座に分かるシステムの導入は、全国で初めての取り組みになる。AEDの普及促進を積極的に進めてきた市議会公明党は、昨年10月定例会の決算特別委員会などを通して、同システムの導入を訴えていた。
展示型から体験型へ!札幌市水道記念館リニューアル!
 札幌市で、10年間閉館していた水道記念館が5月26日から、市内中央区の藻岩浄水場隣にリニューアルオープン。かつての「展示型」から、水資源の大切さを実感してもらう「体験型」の施設に生まれ変わった。
 新しい記念館は、鉄筋コンクリート造り地下2階地上3階建て。従来の資料は水道記念室に残し、施設の中心をなす「アクアミュージアム」には、森の自然と水の関係を紹介する「水源の森」、水道事業の仕組みなどが分かる「水工場」、暮らしの中での人と水との関係を学べる「アクアタウン」など5ゾーンを設置。展示物は、見たり触れたりしながら、体験的に楽しく学べるよう工夫されている。
 水道記念館の再整備については、市議会公明党も、1998年3月の予算特別委員会以来、再三にわたって取り上げ、早期の開設や市民の意見の反映、利用増に向けた市側の積極的な取り組みなどを訴えていた。
施設の概要・お問い合わせ先
所在地:中央区伏見4丁目(市電「ロープウェイ入口」下車、徒歩約10分)
電話番号:561-8928
開館時間:午前9時30分〜午後4時30分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:無料
構造・規模:RC造/地下2階・地上3階建
公費の妊婦健診が10月から5回に!
市議会公明党の働きかけで実現!
 札幌市は10月から、公費負担による妊婦健康診査を5回に拡充する。現行の1回から大幅に増やすもので、このほど開かれた市議会予算特別委員会で、市議会公明党の質問に市側が答えた。
 同診査は、安全な出産のため、妊娠初期から出産直前までの間に通常、14〜15回必要とされ、費用は1人当たり約12万円といわれる。
 こうしたことから、昨年9月の決算特別委員会で、この公費負担の拡充を主張。今年1月の厚生労働省の通達を受けて、上田文雄市長も5回に拡大するとしていたが、実施時期は明らかにしていなかった。
 このため、市議会公明党が再度、早期実施を迫ったもので、対象は来年出産予定(おおむね今年4月1日以降に妊娠)の妊婦が対象となる。

市議会公明党がバリアフリー対策を推進し実現!
このほど札幌市が発行した
「なまら便利なバスマップ」
色弱者に見やすく配慮し、市内のバス路線図を改善! 
 札幌市はこのほど、色弱者に配慮した市内のバス路線図「なまら便利なバスマップ」を発行した。
昨年度発行した地図の改善版で、関係者からも喜ばれている。
 同マップは、市内バス会社5社の路線と停留所を網羅。市営地下鉄駅やJR駅への接続も示している。
色弱者は、タイプによるが、一般に赤と緑、ピンクと水色などが見分けにくく、異なる色が隣り合っていると、互いの色が溶け合って見え、区別がつきにくいなどとされる。
 このため、新しい地図では、背景色を白くし、路線に使う色を9色から5色に減らして点線などで表現、線と線の間にすき間を入れるなどの改善が施された。
 大きさはA1判で、折り畳み式。今回は1万部を作製し、市交通案内センター、各区民センター、さっぽろ観光案内所などで無料配付している。
 市議会公明党では、2003年9月の定例会や、翌10月の予算特別委員会でそれぞれ色弱バリアフリー対策について取り上げ、刊行物などにおける市側の積極的な取り組みを訴えていた。

女性専用車両導入を要望-安全・安心の地下鉄に!!
 札幌市営地下鉄の車内で発生した女性刺傷事件(9月13日)を受け、札幌市議会公明党と党北海道本部女性局は、上田市長に対し、「安全・安心な地下鉄と女性専用車両の導入に関する要望書」を提出した(同14日)。
 要望では「札幌市内の公共交通における顕在的・潜在的な女性への犯罪被害が相当数ある」として、市議会公明党が再三、女性専用車両の導入を求めてきた経緯を説明。
 また、党道本部が昨年11月に札幌市内や近郊で女性対象に実施したアンケート調査でも、全体の2割が痴漢被害に遭っていること、女性専用車両の導入を望む声が6割を超えたことを紹介。
 その上で13日の事件を深刻に受け止め、「車内の巡回強化など再発防止策」「女性専用車両の導入」を強く求めた。さらに市議会公明党は市交通局に対し、早期の女性専用車両の試行的実施を求めた。

小学生に「自転車運転免許証」の交付が実現!
 市議会公明党は「自転車運転マナー向上」への取り組み実施を訴えてきていた。このほど小学生を対象に「自転車実技教室」を全市的に実施し、自転車運転免許証が発行されることになり、現在、3区6ケ所・393人に免許証が交付されている