SAPPORO KOMEI 公明党札幌市議会

活動報告

墓地内の桜並木の管理保存について

2018年06月02日

今年4月初旬に、札幌市が管理している「白石本通墓地」周辺地域にお住まいの皆さまから「墓地内の桜並木の管理保存についてなんらかの支援策を」とのご相談を頂きました。
ここは、墓地公園内を横断する道路淵に見事な桜並木が続いており、2種類の桜が墓地公園内を彩り多くの市民も訪れます。
これまで、この桜は地元町内会の有志の皆さんのボランティアで育んできたのですが、肥料や殺虫剤、作業器具などを自己負担されながら管理を続けてこられました。
私は墓地を直接管理する保健所と協議を重ねて参りましたが、該当する予算がないこと、他の管理墓地との兼ね合いもあり協議は難航していました。
しかし、白石本通墓地は、白石区の前身「白石村」の、明治時代の基幹産業であった「白石レンガ製造場」に近く、また創設者とも非常にゆかりの深い墓地であり、隣接する公園とともに地域住民にとっては憩いの場所であるとともに、白石開拓の歴史を刻む大切な場所となっています。
私はそうした事を踏まえて、単なる墓地として見るのではなく、白石区の歴史上、大切な意味をもつ墓地であるとして、区の地域振興事業として支援できないかと考えました。
早速区と協議を行った結果、白石区としてなんらかの支援を行っていきたいとの報告を頂きました。
町内会長はじめ地域の皆様にも大変に喜んで頂きました。