本日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急対策の予算措置を行うため、令和2年第2回臨時市議会が行われました。私は経済観光委員会に付託された議案に対し２項目の質問を行い、以下の答弁がありました。
① 市立札幌病院の医療器械の購入に際して納入業者に係る院内感染の防止について
今後、患者数が急激に増加した場合、受け入れ機能を拡充するために必要な人工呼吸器の購入や患者搬送のための陰圧ストレッチャー、コロナ検査のためのPCR機器といった医療器械を増強いたします。数多く出入りする納入業者等からの院内感染防止を行うため、「導線分け」「マスクなど医療品を装着」「東京など感染拡大地域からは入院禁止」などの対策を行うとの答弁を頂きました。
② 離職者等のための給付金付き再就職支援事業について
本事業は、コロナウイルスの影響により離職した方や、収入が減少した非正規労働者を対象に、給付金を支払いながら、座学研修及び職場実習を行い、希望する方には職業訓練を通じて再就職活動に専念できる取組であります。
離職者等に対して有効な支援となるため、スピード感及び柔軟性をもって事業を実施していくことが極めて重要であり、給付金の日払い支給を可能とし、毎週研修を開始するといった工夫を行うとの答弁を頂きました。

北海道での感染拡大は、第2波とみられる感染者の増加が続いているため、厳しい状況が続いております。その中で、医療従事者の皆様におかれましては、札幌市民のため、日夜奮闘いただき感謝の言葉しかございません。私も市民に寄り添った活動を一層頑張ってまいります。