SAPPORO KOMEI 公明党札幌市議会

活動報告

コロナ対策や今後の市政運営について会派として質疑を行いました

2020年03月26日

 一昨日、昨日も予算特別委員会が開けれ、各局の質疑が行われました。コロナ対策や今後の市政運営について会派として質疑を行いました。一部をご報告いたします。

①コロナウイルス感染症拡大よる本市経済への影響や今後の対応を質し、早急な補正予算の編成など、市独自の対策を速やかに示すよう求めました。
 近く札幌市としてのコロナウイルス感染症対策に関する補正予算など新たな対策が示されます。

②今冬初開催となった街中クロスカントリースキー大会は、雪まつりの雪像を壊した雪をコースの作成に活用し行われました。
 日本初の試みとなった都心(大通り公園)でのスキー大会は、目の前を駆け抜けるトップアスリートの迫力に、訪れた観客がウインタースポーツの魅力を感じられる機会なりました。
 また選手からも「コース沿いの応援が力になった」との声が聞かれ、観客もアスリートにとっても素晴らしい大会となりました。
 また、今回の大会では、大会で使用したコースを活用し、オリンピアンの阿部雅司さんや原田雅彦さんのほか、パラリンピアンの佐藤圭一さんらアスリートと一緒に滑るクロスカントリースキーの体験会のほか、川端絵美さんや上島しのぶさんらによるスキー・スノーボード等の体験レッスンも行われました。
 来年は、さらに競技会のレベルアップや飲食の充実等もはかり、欧州で行われているスキー大会のような、街のど真ん中で、選手も観客も一緒になって盛り上がれる、札幌の新たなイベント、冬の文化へと成長させて参りたいと思います。

③これまで一貫して、区役所窓口の利便性向上に関して訴えて参りましたが、今秋より区役所や市税事務所などでのキャッシュレス決済が始まることになりました。順次その他の市有施設おいてもキャッシュレス化が進みます。
 サピカのようなICカードのほか、クレジットカード、スマートフォンを用いたQRコードによる決済があり、扱う事業者も様々です。より多くの市民にご利用いただくために、幅広い決済手段等を導入できるよう準備が始まりました。

④メディカルウイング(ドクタージェット)については、丘珠空港の滑走路が短い事などから冬期間の運用が難しく、一刻を争う患者を搬送するためのジェット機にもかかわらず、札幌の医療機関から遠い新千歳空港を利用しなければならない大きな矛盾を抱えたまま運用しています。また、駐機させる格納庫などもありません。
 そうした課題の対策として丘珠空港をメディカルウイングの運用体制強化や現在石狩市に拠点を置く札幌市の消防ヘリ等も含めた医療・防災拠点として整備するよう主張したところ、市より「令和2年度は、丘珠空港における医療・防災機能の強化について、メディカルウイングの通年運用に向けた検討、札幌市消防ヘリ拠点化への検討など、取組を着実に進める」との方針が示されました。