台風19号の報道が続きます。被害が広がらないよう、復旧作業が進むよう祈るばかりです。近年の自然災害の規模は大きく、防災・減災、復旧復興対策は最重要課題との固い決意で、今後も力を注ぎ全力で取り組んで参ります。

先般の建設局所管審議の決算特別委員会では、「震災からの復旧」について質問に立ちました。罹災証明書が発行され被害が大きかった地域の多くは大規模盛り土造成地だったことがわかりました。

再度災害の防止の観点から今後の大規模盛り土造成地への対策について、本格工事が進む里塚地区の冬対策、美しが丘地区はじめ被災地の今後の復旧工事について、細かく質疑及び地域の声を踏まえて要望しました。

札幌市からも今後の取り組み、方針が示されましたが、被災地復興に向けて、更に全力をあげて参ります。

また、先日は、経済観光局所管の審議が行われ、「女性の多様な働き方支援窓口ここシェルジュ」と「女性農業者支援」について質問に立ちました。

これまで議会で取り上げて力を注いできた女性活躍の推進から事業化された「ここシェルジュSAPPORO」は、エルプラザ内に開設されて1年。大変好評な取り組みです。

札幌駅前の窓口まで出向くことが難しい子育て女性向けに、出張相談の全10区展開を議会で求めてきましたが、今年11月で全ての区で毎月実施される体制が完了することが示されました。

「女性の働く」をサポートする、ここシェルジュは全国的にも画期的な就労と保育の一体的相談窓口です。ぜひ皆さんにご利用頂きたいです。

女性農業者支援についての質疑では、私の地元清田区でも皆さんに親しまれているホウレン草などをはじめ女性農家さんが活躍されていることを紹介しながら、現在国が進める農業女子プロジェクトを取り上げ、農業の発展に向けて更なる支援ができるよう求めました。ぜひ取り組みたいとの、札幌市の今後の展開に期待しています。

昨日は清田ミニマルシェが開催。女性農業者の方も大活躍されていました。新鮮野菜を求めて沢山の方々が訪れる恒例の清田マルシェ。生産者と消費者をつなぐ素晴らしい取り組みです。