SAPPORO KOMEI 公明党札幌市議会

活動報告

復興に向けて支援拡充の実現を!

2018年09月20日

震災から15日目を迎えました。今朝は陣頭指揮を取る小角清田区長と今の現状とこれから必要な支援について共有。被災者の皆さんに寄り添いながら「笑顔つながるまち」の復旧復興に向けて更に力強く歩みを進めていきたいと思います。

来週開会の定例市議会では震災による補正予算案を含め重要な審議が予定されており、災害対応と同時進行で精力的に議会準備の追い込み中です。更に札幌市では復興に向けて国や道と連携し様々な準備がなされ、間もなく支援拡充がスタートされるものも控えています。

自身の目で確認してきた各地域の被災状況、そして何よりも沢山の方々に聞かせて頂いた現場の声と思いを踏まえ、迅速に対応すべきもの、しっかり検証し対応すべきものを見極めながら、今札幌に必要な取り組みを推進できるよう、心して臨んで参ります。

電気や水道の復旧、物流も回復してきましたが、震災直後のブラックアウトが今尚鮮明の私達は、今自分達にできることを自然な形で行動に変えている気がします。

節電のため照明を控え窓に張り紙をするご家庭。地域の夜間見守りパトロールに歩く消防団。食料品や飲料水を大切にするようになったり、備蓄品を準備する家庭。互いに声を掛け合い、人と人、地域の繋がりも一段と深まっている気がします。

臨時休校していた学校関係も開校し1週間以上経ちますが、これから益々子どもの心身のケアが必要です。高齢者の方や障がいや病気等で支えが必要な方々、震災による心身のケアが必要な方々へのサポート体制も大切です。地震による住宅問題対応は急務です。

震災による相談窓口の開設や、生活支援ガイドも作成し更新していますが、まだまだ知らない方が沢山いらっしゃり、日々様々なご相談が飛び込んできます。

昨日行われた市長と会派との懇談会にて私は「必要な支援を必要な方々に届くように」と今の課題を踏まえて具体的提案と一緒に直接申し入れをしました。

被災者の皆さんが一日も早く前の生活に戻れるよう、そして震災の教訓が今まで以上に安心安全の災害に強いまちづくりに繋がるよう、魅力ある札幌に沢山の方々が訪れこれまで以上に活気あるまちに発展していくことを願い、札幌の底力を確信して、自分にできる限りのことに力を尽くしていきたいと思います。